ダイエット外来｜｜ファミリークリニックきじま

ダイエット外来について

ダイエット外来は、医学的なアプローチで健康的な減量をサポートする専門外来です。大阪市福島区のファミリークリニックきじまでは、自己流のダイエットで失敗を繰り返している方、リバウンドに悩む方に、医師による適切な指導と治療を提供します。

単に体重を減らすだけでなく、生活習慣病の予防・改善、健康寿命の延伸を目指します。総合内科専門医として、患者様が無理なく続けられる方法を一緒に見つけていきます。

こんなお悩みの方におすすめ

当院のダイエット外来の特徴

お一人おひとりの体質、生活環境、食習慣を詳しく評価し、オーダーメイドの治療プログラムを作成します。極端な食事制限ではなく、続けられる方法で確実に結果を出すことを重視しています。

肥満のリスクと診断

肥満が引き起こす病気

肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めます。がん、認知症、うつ病のリスクも上昇します。5％の減量で血圧、血糖値、脂質が改善し、10％の減量で睡眠時無呼吸症候群が改善します。

BMIと肥満度の判定

BMIは下記の計算で算出されます。

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²

BMIの値と肥満度の関係は下記の通りです。

内臓脂肪の評価

体重が正常でも内臓脂肪が多い「隠れ肥満」の方もいます。体組成計や腹部CTで内臓脂肪を評価し、適切な治療方針を決定します。

検査と体質評価

初回の検査内容

身長、体重、腹囲、血圧測定を行います。体組成計で体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量を測定し、現状を正確に把握します。

血液検査による評価

血糖値、HbA1c、脂質、肝機能、腎機能、甲状腺機能、インスリン値を検査します。肥満の原因となる病気がないか、合併症の有無を確認します。

治療プログラム

食事療法

極端なカロリー制限ではなく、1日の摂取カロリーを基礎代謝量×1.2～1.5程度に設定。栄養バランスを保ちながら、満腹感を得られる食事指導を行います。
食事記録をつけていただき、問題点を一緒に見つけます。外食が多い方、料理が苦手な方にも実践可能な方法を提案します。

運動療法

週150分以上の有酸素運動と、週2回の筋力トレーニングを推奨。運動習慣がない方は、1日10分のウォーキングから始めます。
膝や腰に痛みがある方には、水中運動や椅子に座ってできる運動を指導します。

行動変容療法

心理学的アプローチで、食行動を改善します。ストレス食い、早食い、ながら食いなど、太る習慣を特定し、段階的に改善していきます。
小さな成功体験を積み重ね、自信をつけながら進めます。

薬物療法（GLP-1など）

GLP-1受容体作動薬

食欲を抑制し、満腹感を持続させる注射薬です。週1回の自己注射で、平均5～10％の減量が期待できます。

SGLT2阻害薬

糖を尿に排出させる薬で、1日約240kcal相当のカロリーを排出します。

漢方薬治療

便秘がちな方には防風通聖散、むくみやすい方には防已黄耆湯、ストレス食いには加味逍遙散など、体質に合わせた漢方薬を処方します。

治療の流れ